【ポイ活信者に捧ぐ】PayPayの落とし穴

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あれ??今月のTポイント少ないなぁ…

Yahoo!Japanカードの請求額:92,987円

獲得Tポイント:578ポイント

あれあれー?? 還元率1%どころじゃなくね???

先日書いた下記の記事で、ポイントに敏感になったせいで気になり調べてみました。
 ※【docomoユーザー必見】dカードGOLDってどうなの?

そしたらとんでもない事実に気づいたのでした。

PayPayの徐々に還元率を下げた経緯

PayPayの開始当初、宮川大輔の軽快なCMと供に魅力的なキャッシュバックを展開してました。

当時はPayPay様様で大変お世話になりました<(_ _)>

政府の消費税増税対策「キャッシュレス・ポイント還元事業」もあり、行け行けどんどんでキャッシュバックありありの還元バブルでした。

しかしお祭りには必ず終わりが来ます。

①2020年2月1日 ポイント二重取り廃止

それまでYahoo!JapanのクレジットカードからPayPayへのチャージについてもポイントがついてました。

①Yahoo!Japanカード②PayPay決済
 10,000円PayPayへチャージ 10,000円PayPayで買い物
 獲得Tポイント:100ポイント PayPay残高:50円

つまり、①で100ポイント、②で50円、原資10,000円がPayPayを経由させることにより二度還元を受けることができるのです。これがポイント二重取りです。

この①のポイント還元が、2020年2月1日から廃止され、PayPay決済でのみ還元を受けるだけとなりました。

次の画像が現在そのことを説明した箇所です。ウスチッチャイデスネ



②2020年4月1日 PayPay利用特典の引下げ

次の画像の通り、それまでPayPayで買い物をしたら付与率1.5%でした。

PayPay利用特典の付与率のことです。


PayPay公式サイトより引用

次の画像の通り、2020年4月1日から付与率0.5%に下がりました。

「前月の利用が」あれこれ書いてますがハードル高いので普通は達成出来ないと思います。

余計な情報をごちゃごちゃ書き、重要な情報「基本付与分0.5%」を薄い色で書いてますが、要は1.5%から0.5%へ1%の引き下げです。

③2020年6月30日 キャッシュレス・ポイント還元事業の終わり

②で付与率が引き下げられましたが「キャッシュレス・ポイント還元事業」が続いていたおかげで、PayPay利用の還元率が常に+5%乗っかってました。

そのためPayPay利用のキャッシュバック感覚は、まだ美味しい感がありました。

しかし、国をあげたお祭り騒ぎも2020年6月30日をもって終了しました。



この事業終了をもって「還元バブル期」が終焉を迎え「還元氷河期」に突入します。

このようにしてPayPay還元率が今の0.5%に至ったのです。

PayPayの落とし穴の実態

落とし穴 その1

先にご説明した③「キャッシュレス・ポイント還元事業」の終わりが刻一刻と訪れる前に、段階的に①・②と還元率をそっと引下げ③を傘に利用者の目に見えにくい形で還元率引き下げを行なったように思います。

危うく気付かずズルズルと使い続けるところでした。

とは言え、7月から3ヶ月半ほど使い続けてましたが(= ‘艸’)ムププ

ひっそりと改悪を行なってますね。

落とし穴 その2

先にご説明した①「ポイント二重取りの廃止」…これは下手したら損です。

なぜなら、クレジットカードのYahoo!Japanカードを普通に買い物で使うと1%のポイント還元があります。

しかし、PayPayを経由して使うと還元率0.5%だけです。

逆に、PayPay経由したら還元率減ってません?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

例えば、「d払い」で「お支払い方法」をクレジットカード払いとし、そのクレジットカードをYahoo!Japanカードとするとポイント二重取りが出来ちゃいます。
※「d払い」と「PayPay」しか使ってないので事例が乏しいのはご容赦ください。

①d払い②Yahoo!Japanカード
 10,000円d払いで買い物 d払い経由で10,000円の決済
 獲得Dポイント:50ポイント 獲得Tポイント:100ポイント

この場合、合計150ポイント獲得できます。

これがPayPay経由での決済だとPayPay残高50円付与のみです(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

個人的に普段使いは「d払い」にしようかと思ってます。

あくまで

前述した還元率については、期間限定のキャンペーンなどは考慮していません!

PayPayやd払いにはそれぞれ独自のキャンペーンがあり、キャンペーンの対象になると還元率が跳ね上がることがあります。

キャンペーンの実施状況により還元率が前後しますので、一概にPayPayがd払いより損だとは言えませんのでご注意ください。

奇しくも、二日後の2020年10月17日から「超P祭り」が始まりますので、目下還元率が逆転する場合もあります。

このようなキャンペーンもチェックし、よりポイントを効果的にゲットするのが「ポイ活」なのでしょう。

また、「Yahoo!Japanカード」と「PayPay」のコンボは「Yahooショッピング」や「PayPayモール」でのネットショッピングでこそ還元率の真価を発揮するという超絶メリットがあることをお忘れなく。

おわりに

2019年10月からの消費増税を目先で誤魔化すため国を挙げて「キャッシュレス・ポイント還元事業」を行いました。

そして、キャッスレス決済の導入推進を名目に国費をばら撒いてきました。

しかし、「キャッシュレス・ポイント還元事業」が終わってからそのツケが必ずやってきます。

そのツケは誰が払うのか…

キャッスレス決済システムを導入した店舗は、「キャッシュレス・ポイント還元事業」が終わってから決済手数料の負担を強いられます。

その負担は値上げという形で消費者に強いられるでしょう。

PayPayを早々に利用開始し高い還元率を享受したもん勝ちみたいな感じですね。

結局、ツケは消費者である国民全員で背負うのですから。

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